心臓と英語のお話

ラウンジの医学

難しくないので受験生も英語の勉強と思って読んでね!

循環器の先生って当然のように「AS」「MR」が〜とか、やたら略語で話してきますよね。。なんと「大動脈弁閉鎖不全症」この一単語だけで16文字もある!

そりゃ略語も使いたくなるわ、、って思っていたら、部活OBの先生と軽くご飯に行ける機会があったので理由を聞いてみました。

先生👨‍⚕️「循環器って一分一秒を急ぐ緊急疾患に追われていること多いじゃん?だから『この患者さんは大動脈弁閉鎖不全症なので』なんて長ったらしく言ってられないのよ(笑」

それを聞いた時妙に感心している自分がいました。なるほど、この略語たち、学生を苦しめているかもしれないけど患者さんの命を救っていたのか、と。

そこで今回は徹底的に弁の狭窄・閉鎖不全系の英語を覚えたいと思います。

まず閉鎖不全。英語はRegurgitation。これは通常「逆流」という意味の英単語らしいのですが、受験時代の鉄壁には載ってなかったよな〜

と思って調べてみたところ、英検一級レベルらしいです。こんな例文が載っていました。

「In nature, their mother would regurgitate food for them to eat.」

訳としては「自然界では、鳥のお母さんは子供たちに食べ物を吐き出して食べさせる」と言ったところでしょうか。母は偉大なり。このwouldの使い方もいかにも英語らしいよね。ふむふむ。なんて話がずれてしまいそうなのでここら辺に。

なんか自分はこのシンプソンズの絵が可愛くてついつい覚えてしまっていました。しかもRegurgitatationの「Re」の部分が逆流感あるのでわかりやすいね!

だから、「AR」「MR」とか循環器の先生が言っていても閉鎖不全症のことだってわかる!狭窄はStenosis、「Regurgitationじゃない方」だから大丈夫だね。医学部生も、医学部受験生も、覚えておいて損はないかもね。

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